Sunday, 24 January 2010

幸せの証拠

(原文:ベスの世界

春と言えば、新しい始まり・・・
かな?
確かに、新学年で新しい生活が始まると思うけど、
今まで一緒にいた友だちはみんなどっかへ行っちゃう。

友人や家族に会い、短時間一緒にいて、そして別れること。
それはこの6週間の間にずっと繰り返してて、一言で言うと「疲れた」です。
精神的に。肉体的にも少し。

昨日は楽しかった。仲間と普通に会って、カラオケに行って、ご飯食べて・・・
その最中、みんなは3月に行う予定の送別会について相談した。
もうすぐいつも通りに会えない、遊べない。それを思いつくだけで切ない気持ちが心から溢れる。

最近は「ベス寂しいがりだね」ってよく友だちに言われた。
正直に、最近は激しく寂しさを感じているから、夜遅くまで友だちと遊んだり、家に帰りたくなくなったりしている。

一人でいたくない。

今の学校を卒業して新しい大学や専門学校に進学する人は新しい学校に入学する。東京の学校に行く友達もいれば、地方の学校に行く人もいる。同じ日本なのに、もうすぐいつも通りに会えなくなる。

それより、帰国する友だちは何人もいる。まあ、シンガポールなら実家だし、インドネシア、台湾、中国なら簡単にいけるし、いつでも会える気持ちで癒される。アフリカ大陸、アメリカ大陸、ヨーロッパ、オセアニアの国に行く人、そう簡単には会いに行けないでしょう。世界は狭くなっているといっても、インターネットで友人や家族といつでも繋がっているといっても・・・やっぱり、なんかちがうなあ。

日本に来て、みんなに出会って、お別れの日はいつか来ると心の底ではよくわかっていたが、なかなか納得できない。シンガポールではシンガポール人ばっかりと友だちに成っていた。が、日本に来ると、日本語学校で世界のいわゆるの国から来ている人に出会った。その人たちと別れたら、またいつ会えるかはっきりとは言えない。日本人の友だちもいっぱいつくった。ベスはずっと日本にいるとも言えない。

「最初から友だちをこんなにいっぱいつくらなければよかったのになあ」と言う思いを持っていること。

それは幸せの証拠だと思う。
だって、たくさんの友だちに囲まれていることほど嬉しいことはないと思うから。

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